痛い?目立つ?小児矯正の“よくある誤解”を歯科医師が解説!|兵庫県姫路市豊富町の歯医者「よつば歯科・小児歯科」

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医療コラム

痛い?目立つ?小児矯正の“よくある誤解”を歯科医師が解説!|兵庫県姫路市豊富町の歯医者「よつば歯科・小児歯科」

姫路市のよつば歯科・小児歯科院長の橋本です!

ブログをご覧いただきありがとうございます。

お子さまの歯並びについて「そろそろ矯正を考えた方がいいのかな?」と悩む保護者の方はとても多く、よく質問をお受けします。
しかし実際にカウンセリングをしていると、「痛そう」「見た目が気になる」「負担が大きいのでは?」といった不安の声を多く聞きます。

そこで今回は、小児矯正のよくある誤解を解きながら、正しい情報をわかりやすくお伝えします。

Q1. 小児矯正は「とても痛い」って本当?

多くの保護者の方がまず心配されるのが「痛み」です。
実際、矯正治療は歯に力を加えるため、多少の違和感はあります。しかし、大人の矯正よりも子どもの骨や歯は柔らかいため、痛みは軽減されるケースが多いのです。

当院で導入している「マイオブレース」などの機能的矯正装置は、取り外しができるため、痛みを感じにくく、トレーニングを通じて舌や口周りの筋肉を正しく育てることができます。

Q2. 矯正装置は「目立つ」から嫌がるのでは?

最近の小児矯正では、透明で目立ちにくい装置や取り外し可能な装置が主流になっています。
特に成長期のお子さまには、見た目の負担が少ない方法を選ぶことができます。

当院でも、自然な笑顔を大切にしながら治療を進める方針をとっています。実際に治療を始めると、お子さま自身が「歯並びがキレイになってきた!」と前向きに感じるケースも多いです。

Q3. 子どもの矯正って「早すぎる」のでは?

「まだ乳歯があるから」「永久歯が生えそろっていないから」と矯正を先送りにする方も多いですが、これは大きな誤解です。
顎の成長をコントロールできる「成長期」は限られており、5歳頃から始めることができるケースもあります。

早期治療を行うことで、将来的に抜歯や大掛かりな治療を回避できる可能性が高まります。
詳しくは(小児矯正について詳しくはこちら)をご覧ください。

Q4. 矯正すると「学校生活に支障が出る」のでは?

矯正装置は常に着けっぱなしのイメージがありますが、現在では外せる装置も多く、学校や習い事、食事のときなど生活に合わせた使い方ができます。

さらに当院では、日常生活の中で無理なくトレーニングを続けられるよう、一人ひとりに合わせたプランをご提案しています。
子どもが楽しみながら続けられる工夫も取り入れていますので、ご安心ください。

矯正の「デメリット」ってあるの?

どんな治療にもメリット・デメリットがあります。
小児矯正のデメリットとしては「通院頻度が高い」「装置の管理が必要」といった点が挙げられますが、これらは適切なサポートと家庭での協力で解決できる場合がほとんどです。

むしろ、成長期に合わせて顎や歯列を育てることで、大人になってからの大がかりな矯正を防げる大きなメリットがあります。

まとめ:正しい情報でお子さまの未来の笑顔を守りましょう

小児矯正は「痛い」「目立つ」といった誤解が多い治療ですが、実際には科学的根拠に基づき、負担を最小限に抑えた方法がどんどん進化しています。

お子さまの矯正治療は見た目だけでなく、噛み合わせや発音、さらには呼吸や姿勢といった全身の健康にも深く関わっています。早期に正しい口腔習慣を身につけることで、将来のむし歯や歯周病のリスクも減らせるという大きなメリットがあります。親御さんが正しい知識を持ち、前向きにサポートすることが、何よりもお子さまの自信や笑顔につながるのです。

当院では、歯科矯正学博士号を取得した院長が一人ひとりに合った治療プランをご提案します。お子さまの成長に合わせた最適なタイミングを一緒に考えましょう。

「うちの子も必要かな?」と少しでも思われたら、まずは気軽に無料相談へお越しください。

👉 矯正相談はこちら(Web予約・無料相談)

もっと詳しく知りたい方は
👉 小児矯正ページ
👉 院長紹介ページ(歯科矯正学博士号取得)

お子さまの未来の笑顔を、今から一緒に守り育てていきましょう。

Reference

  • Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. 6th ed. Elsevier; 2018.
  • Baccetti T, Franchi L, McNamara JA Jr. “Treatment timing for rapid maxillary expansion.” Angle Orthod. 2001;71(5):343-350.
  • 大月敏雄, . 「成長期における小児矯正治療の意義」 日本矯正歯科学会雑誌 2020;79(2):105-110.
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