
姫路市の『よつば歯科・小児歯科』 院長の橋本です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
「うちの子、そろそろ歯並びが気になるけど、矯正はいつから始めたらいいの?」
このようなご相談を、当院、よつば歯科・小児歯科にも多くいただきます。
特に6歳前後のお子さんを持つママにとって、「早すぎても遅すぎても心配…」と悩む方が多いのではないでしょうか?
今回は、小児矯正を始める“ベストなタイミング”について、わかりやすく解説します。
小児矯正は「早すぎる・遅すぎる」がある?
まず前提として、小児矯正には「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」があります。
- Ⅰ期治療(骨格的な改善):主に6〜8歳くらいに始めるケースが多い
- Ⅱ期治療(歯の位置を整える本格矯正):一般的には12歳前後以降
特にⅠ期治療は、あごの成長を利用して「骨格的なズレ」や「歯列の幅不足」を改善できるため、将来の本格矯正を簡単にしたり、場合によっては抜歯を回避したりすることが可能です。
つまり、 「成長を味方につける」のが小児矯正の大きなメリット です。
ベストなスタートは「6〜8歳ごろ」
一般的に、小児矯正の検査や相談を始めるのに適しているのは 6〜8歳ごろ とされています。
この時期は「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が混ざり合う時期。
あごの骨の成長が活発で、骨格的な改善がしやすいため、骨の幅を広げたり、将来の歯並びのスペースを確保したりする治療が行いやすいのです。
さらに、この時期にあごの成長を正しい方向へ導くことで、顔のバランスや呼吸機能の改善にもつながります。
こんなサインが出たらチェック!
以下のような症状があれば、一度相談してみるのがおすすめです。
✅ 前歯が出ている(出っ歯)
✅ 下の前歯が上の前歯より前にある(受け口)
✅ 前歯がうまくかみ合わない(開咬)
✅ 歯並びがガタガタ
✅ 口呼吸が多い
✅ 指しゃぶりや舌癖がある
「これって大丈夫なのかな?」と思ったときが、実は“相談のタイミング”です。
「もっと早く知りたかった!」ママたちの声
当院でも「もっと早く相談すればよかった…」と話されるママがとても多いです。
大切なのは、 「必要なら早く」「必要ないなら経過観察」 という正確な診断を受けることです。
▶ 詳しい小児矯正の流れはこちらのページをご覧ください。
当院の小児矯正は「院長の専門性」が強み
よつば歯科・小児歯科の院長は、矯正学博士号を取得しており、科学的根拠に基づいた治療を提供しています。
一人ひとりの成長に合わせた「オーダーメイド治療」を大切にしており、無理なく、長期的にきれいな歯並びを育てることを目指しています。
矯正は「治療」ではなく「未来への投資」
歯並びはお子さんの 見た目だけでなく、健康面(かみ合わせ・呼吸・発音など) にも影響します。
早期に正しい情報を知り、適切な時期に動き出すことが、お子さんの未来の笑顔を守る大きな一歩になります。
また、小児矯正はお子さん自身の「協力度」も重要なポイントです。
装置の装着やお口のトレーニングは毎日の習慣になるため、「痛いのかな?」「ちゃんとできるかな?」と心配される保護者の方も多いですが、多くのお子さんは楽しみながら通ってくださっています。
当院では、診療中にお子さんとのコミュニケーションを大切にし、恐怖心を減らす工夫をしています。
さらに、小児期から矯正を意識することで「歯やお口に興味を持つ」きっかけにもなります。
歯並びを整えることは、将来のむし歯・歯周病のリスク低減にもつながるため、お子さんの一生の健康を守る大切な投資と言えるでしょう。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しく未来の笑顔を育てていきましょう!
「うちの子はまだ早いかも?」
「でも気になってきた…」
そんなときは、お気軽に無料相談へお越しください。
▶ 気軽に相談してみませんか?
まとめ
- ベストな相談開始時期は「6〜8歳ごろ」
- 成長を利用できるのが小児矯正の大きなメリット
- 早期相談で「必要なら治療、必要なければ経過観察」
よつば歯科・小児歯科では、未来の笑顔を守るために「一人ひとりに寄り添う小児矯正」をご提案しています。
「そろそろかな?」と思ったときが、その子にとって一番のタイミングかもしれません。
Reference
- McNamara JA Jr, Brudon WL. Orthodontics and dentofacial orthopedics. Ann Arbor: Needham Press; 2001.
- Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. 6th ed. Elsevier; 2018.
- 日本矯正歯科学会「小児期の矯正治療のタイミング」 https://www.jos.gr.jp/