🟢「通うだけで虫歯リスク激減!子どもの歯を守るフッ素定期ケアのすすめ」|兵庫県姫路市豊富町の歯医者「よつば歯科・小児歯科」

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医療コラム

🟢「通うだけで虫歯リスク激減!子どもの歯を守るフッ素定期ケアのすすめ」|兵庫県姫路市豊富町の歯医者「よつば歯科・小児歯科」

姫路市のよつば歯科・小児歯科院長の橋本です!

ブログをご覧いただきありがとうございます。
「毎日の仕上げ磨きがきちんとできているか心配」

「ちゃんと歯みがきしてるのに、どうして虫歯ができるの?」
そんなお悩みを抱える保護者の方はとても多く、よく相談されます。特に小さなお子さんは、仕上げ磨きが不十分だったり、甘いおやつやジュースが好きだったりと、虫歯のリスクが高い状態にあります。

実は、子どもの虫歯予防には 「通うだけでOK」なフッ素塗布 という強い味方があるのをご存知でしょうか?

今回は、「忙しいママ・パパでもできる!」と大人気の フッ素定期ケア について、科学的根拠を交えながらわかりやすくご紹介します。

なぜ子どもの虫歯予防にフッ素が有効?

フッ素は、歯の表面のエナメル質を強化し、虫歯菌が作る酸に対する抵抗力を高めます。
また、初期の虫歯であれば、再石灰化を促して自然修復する効果も期待できます。

お子さんの歯は大人に比べて柔らかく、虫歯になりやすい特徴があります。
そのため、フッ素を定期的に塗布することで「歯の鎧」を作り、虫歯リスクをぐっと下げることができます。

「通うだけ」でできる理由

虫歯予防と聞くと、「毎日仕上げ磨きが大変」「甘いものを完全にやめるのは無理」と感じる親御さんも多いはず。
ですが、フッ素塗布は 歯科医院で数ヶ月に1回塗るだけOK

当院では、お子さんの年齢や虫歯リスクに合わせて 34ヶ月ごとの定期塗布 をおすすめしています。
これなら忙しい日常でも無理なく続けられますね。

歯みがき後は「食べない」習慣が大切

フッ素塗布や定期検診とあわせて、日常のちょっとした心がけも虫歯予防には欠かせません。
特に大事なのが 「歯みがき後は何も食べない」 という習慣です。

せっかくきれいに磨いた後にお菓子やジュースを口にしてしまうと、お口の中が酸性に傾き、再び虫歯リスクが高まります。
寝る前の歯みがき後は特に重要で、「おやすみ前はお水だけ」と決めるのがおすすめです。

甘いものは3歳を過ぎてから

また、小さなお子さんの場合は 甘いものを与えるタイミング もとても大切です。
日本小児歯科学会でも、できるだけ甘いものの開始は遅らせることが推奨されています。

具体的には、3歳を過ぎてから 少しずつ与え始めるのが理想的です。
3
歳頃までは味覚が形成される大事な時期で、この時期に甘いおやつが習慣化すると、将来虫歯になりやすくなるだけでなく、偏食の原因にもなります。

「どうして食べたらだめなの?」とお子さんに聞かれたときは、「歯をきれいにして寝るとむし歯バイ菌がやっつけられるんだよ」と楽しく説明してあげると、協力してくれることが多いです。

いつからフッ素塗布を始めるべき?

フッ素塗布は 乳歯が生え始めたタイミング(生後6か月頃〜) からスタートできます。
特に生えたての歯は虫歯になりやすいため、早めの予防が大切です。

「まだ早いかな?」と迷われる方も多いですが、むしろ 早いほど効果的 です。

フッ素ケア+定期検診で「歯並び」もチェック

虫歯予防のためにフッ素塗布で通院することで、同時に 歯並びや噛み合わせのチェック もできます。
将来の矯正が必要なケースも、早期に気づいて最適なタイミングで治療が始められます。

当院では、お子さまの成長に合わせた トータルケア をご提案しています。

👉 詳しくは【小児矯正ページ】もぜひご覧ください。

親子で一緒に守る「未来の笑顔」

「子どもの歯の健康は一生の財産」と言われます。
虫歯を繰り返すと歯が弱くなるだけでなく、歯並びや噛み合わせ、さらには全身の健康にも影響が出ます。

当院では、親子で一緒に通いやすい雰囲気づくりを心がけていますので、忙しいママ・パパでも安心です。
院長紹介ページ】では、院長の「親子に寄り添う想い」もご紹介しています。

「フッ素は危険?」という不安について

一部で「フッ素は体に悪いのでは?」と心配される声もありますが、歯科医院で使用するフッ素塗布は 安全性が確立された濃度と方法 で行います。
むしろ、世界的に見ても小児の虫歯予防にフッ素は欠かせない存在です。

日本小児歯科学会でも、定期的なフッ素塗布が推奨されていますので、安心してご利用ください。

まとめ

✅ 子どもの虫歯予防には フッ素塗布 が非常に有効
✅ 忙しい保護者でも「通うだけ」で手軽に予防可能
✅ 歯みがき後の食べ物禁止や甘いものの遅延開始など、日常習慣も大切
✅ 早期に始めるほど効果が高く、歯並びチェックも同時にできる

「うちの子もそろそろ」と思ったら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
お子さまの未来の笑顔を一緒に守っていきましょう!

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Reference

  1. 日本小児歯科学会. 小児のう蝕予防に関するガイドライン(2016年改訂版).
  2. Featherstone JDB. Dental caries: a dynamic disease process. Aust Dent J. 2008;53(3):286-291.
  3. Ten Cate JM. Contemporary perspective on the use of fluoride products in caries prevention. Br Dent J. 2013;214(4):161-167.
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