
姫路市の『よつば歯科・小児歯科』 院長の橋本です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
「矯正を始めたいけれど、うちの子が嫌がって続けられるか不安…」
多くの親御さんが抱える悩みです。特に小学生の時期は、見た目のコンプレックスや学校生活での過ごしやすさに直結するため、矯正治療を考える方が増えています。
しかし同時に、「装置が目立つのが嫌だ」「痛みが怖い」「ちゃんと続けられるのかな」といった本人の抵抗感も少なくありません。そんな親子の悩みに寄り添う新しい選択肢が、インビザライン・ファーストです。
今回は「子どもが嫌がらずに矯正を続けられる」理由と、実際のメリットを詳しくご紹介します。
- 見た目が気にならない!透明なマウスピース
従来のワイヤー矯正は、装置が口元で目立ち、恥ずかしさから子どもが嫌がるケースも多くありました。
インビザライン・ファーストは透明なマウスピース型矯正なので、装着していてもほとんど気づかれません。
学校での友人関係において「装置をからかわれるのでは?」と心配する必要が少なく、子どもの心理的負担を大幅に軽減します。
- 痛みが少なく、続けやすい
ワイヤー矯正は、調整のたびに「痛い」「噛みにくい」と感じる子どもも少なくありません。
インビザライン・ファーストは段階的に歯を少しずつ動かす仕組みで、痛みや不快感が大幅に抑えられています。
実際の研究でも、マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて「痛みが少なく快適」と回答する患者が多いことが報告されています【1】。
- 食事も歯みがきも“いつも通り”
ワイヤー矯正では「食べ物が挟まる」「歯みがきが難しい」といったストレスがつきものでした。
インビザライン・ファーストは食事や歯みがきの時に取り外し可能。
・好きなものを食べられる
・歯磨きがしやすく虫歯リスクを減らせる
・衛生的に保ちやすい
という大きな利点があり、親御さんからの満足度も高い治療方法です。
- ゲーム感覚で「やる気」になれる
子どもが矯正を嫌がる理由の一つは「モチベーションの維持」。
インビザラインには、専用アプリやアライナーチェックツールなど、子どもが自分で管理する工夫があります。
「今日は何時間つけられたかな?」と記録をつけたり、先生に褒められることで、まるでゲーム感覚で治療に取り組めるのです。
- 顎の成長を利用できる“小児期だからこそ”の効果
インビザライン・ファーストは、小学3年生くらいの成長期に合わせて設計された矯正です。
この時期は顎の骨がまだ柔らかく、永久歯が正しい位置に並ぶための土台作りがしやすいタイミング。
「もう少し大きくなってから…」と先延ばしにすると、抜歯や長期治療が必要になることもあります。
早めに始めることで、自然な成長力を利用した効率的な治療が可能です【2】。
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- 親子のストレスを減らす「生活との相性の良さ」
「通院の負担」や「学校生活との両立」も大事なポイントです。
- 通院は月1回程度
- 装置のトラブルが少ない(ワイヤーが外れる、口内炎ができる等が少ない)
- 写真撮影や発表会でも目立たない
こうした特徴から、子どもの生活リズムを崩さず自然に矯正が進められるのです。
- 保護者にとっての安心材料
矯正を任せる立場の親御さんにとっても安心できる要素があります。
- 世界100か国以上、1600万人以上が使用している信頼性【3】
- デジタルシミュレーションで「未来の歯並び」が見える
- 矯正学博士である院長がエビデンスに基づいた治療を行う
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8. 実際に多い「ポジティブな体験談」
当院に通うお子さんや保護者の方からも、「思ったより嫌がらなかった」「自分から進んでつけている」といった声をよくいただきます。特に、最初は不安が大きかったお子さんが、アプリで時間を記録し「今日はちゃんとつけられた!」と嬉しそうに報告してくれる姿は印象的です。小さな達成感を積み重ねることで、治療そのものが“成功体験”となり、自信をつけていくお子さんも少なくありません。矯正を通じて笑顔が増えた、性格が前向きになったと感じる保護者の方も多く、インビザライン・ファーストは単なる歯並び改善以上の価値を持つといえます。
まとめ:嫌がらずに、楽しく矯正を進めるなら
インビザライン・ファーストは、
✔ 見た目が気にならない
✔ 痛みが少ない
✔ 食事や歯みがきが普段通り
✔ 子どもが自分でやる気を持てる
という特徴から、従来の「矯正=嫌がるもの」というイメージを大きく変えました。
矯正を始めたいけど子どもの気持ちが心配…という方は、ぜひ一度ご相談ください。
👉 成人の矯正についても詳しく知りたい方はこちら:
成人矯正ページ
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Reference
- Miller KB, McGorray SP, Womack R, et al. A comparison of treatment impacts between Invisalign aligner and fixed appliance therapy during the first week of treatment. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2007;131(3):302.e1-302.e9.
- Proffit WR, Fields HW, Moray LJ. Prevalence of malocclusion and orthodontic treatment need in the United States: estimates from the NHANES III survey. Int J Adult Orthodon Orthognath Surg. 1998;13(2):97-106.
- Align Technology. Invisalign System: Over 16 million patients treated worldwide. 公式サイト