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矯正が途中で痛いときの対処法5選
姫路市の「よつば歯科・小児歯科」院長の橋本です。
当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
矯正治療を進める中で、「途中から痛みが強くなってきた」「この痛みは我慢していいの?」 と不安になる方は少なくありません。
特にワイヤー矯正では、調整のたびに強い痛みが出たり、噛むたびに違和感が続くことがあります。 一方で、痛みが少ない矯正方法を選ぶことで、矯正中のストレスを大きく減らすことが可能です。
本記事では、歯科矯正学で博士号を取得し、日本矯正歯科学会・日本小児矯正研究会に所属する歯科医師が、 矯正中に痛みが出たときの正しい対処法と、なぜ当院ではインビザラインが圧倒的に選ばれているのか を詳しく解説します。
「この痛みは異常?」「矯正方法を変えた方がいい?」と感じたら、 当院の矯正無料相談をご利用ください。
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矯正中に痛みが出る主な原因
矯正中の痛みは、歯が動く際に歯根周囲の組織へ力が加わることで起こります。 通常は数日で落ち着きますが、以下のような場合は注意が必要です。
- 痛みが1週間以上続く
- 特定の歯だけが強く痛む
- 噛むと鋭い痛みがある
- 歯ぐきの腫れや出血を伴う
対処法① 一時的な痛みかを見極める
矯正装置の調整後、2〜3日ほどの軽い痛みは正常な反応です。 しかし、強い痛みが長引く場合は、歯に過剰な力がかかっている可能性があります。
対処法② 歯根の位置と噛み合わせを確認する
痛みが強い場合、歯の根(歯根)が骨の中に適切に収まっているかを確認する必要があります。
当院では、歯科用CTを用いて歯根の位置を三次元的に確認し、歯根が骨からはみ出さないよう事前に治療計画を立てています。 これにより、痛みや歯周組織へのダメージを最小限に抑えた矯正治療が可能です。
対処法③ 痛みの少ないインビザラインを選ぶ
矯正中の痛みがつらい場合、最も有効な対処法の一つがインビザラインへの変更です。
インビザラインは、歯を少しずつ段階的に動かす設計のため、 ワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が少ないことが多くの研究で示されています。
そのため当院では、成人矯正のほとんどの患者様がインビザラインを選択されています。 「痛みが少ない」「続けやすい」「生活に支障が出にくい」という点が、大きな理由です。
▶ 成人矯正について詳しくはこちら:
成人矯正ページ
対処法④ 口腔内環境を整える
虫歯や歯周病があると、矯正中の痛みが強く出やすくなります。 当院では矯正治療と同時に虫歯予防・メンテナンスを行っています。
- 定期クリーニング(PMTC)
- フッ素塗布
- ブラッシング指導
対処法⑤ 早めに矯正歯科へ相談する
痛みを我慢し続けると、歯や歯周組織に負担がかかります。 違和感を感じた時点で相談することが、最も安全で確実な対処法です。
当院では矯正の無料相談を行っています。 治療中の痛みについても、お気軽にご相談ください。
当院でインビザラインが圧倒的に選ばれる理由
院長は歯科矯正学で博士号を取得し、エビデンスに基づいた「安全で痛みの少ない歯の移動」を重視しています。
CT診断・精密な治療計画・インビザラインの特性を活かすことで、 「矯正=痛い」というイメージをできる限り払拭した治療を提供しています。
▶ 院長紹介はこちら:
院長紹介ページ
小児矯正と痛みの考え方
小児矯正では、顎の成長を利用するため、痛みの少ない治療が可能です。 当院では5〜6歳頃に一度お口の中を診せていただくことを推奨しています。
▶ 小児矯正について詳しくはこちら:
小児矯正ページ
よくある質問
Q. 痛みがある場合、矯正方法を変更できますか?
可能なケースが多くあります。まずは歯科医師による診断を受けてください。
Reference(科学的根拠)
- Ke Y, et al. Pain levels in clear aligner therapy. J Dent. 2019.
- Rossini G, et al. Orthodontic pain and clear aligners. Angle Orthod. 2015.




