姫路市の『よつば歯科・小児歯科』 院長の橋本です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
「なんとなく歯ぐきがムズムズするけど、歯医者に行く時間がない…」
「家族優先で、自分のことはつい後回しにしてしまう…」
そんな忙しいママにこそ知ってほしいのが、歯周病の怖さと早期チェックの大切さです。
歯周病は「サイレントキラー（静かなる殺し屋）」と呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま進行してしまいます。実際に、日本人成人の約8割が歯周病にかかっているといわれています（厚生労働省調査より）。
🦷 歯周病ってどんな病気？
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨（歯槽骨）が細菌感染によって徐々に破壊される病気です。
初期段階では痛みや強い違和感が少なく、症状に気づかない方が多いのが特徴です。
さらに怖いのは、歯周病はお口の中だけの問題ではなく、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症、早産や低体重児出産など、全身の健康リスクを高めることがわかっています。
特にホルモンバランスの変化が多い女性は、歯周病が進行しやすいと言われています。
👩👧👦 忙しいママは要注意！
子育てや家事に追われるママは、自分の健康管理が後回しになりがちです。
「歯が痛いわけじゃないし…」と放置してしまうと、気づかないうちに進行し、治療が長引いてしまうこともあります。
歯周病が進むと見た目の変化だけでなく、上で挙げたように全身の病気につながるリスクが高まります。
忙しいママこそ、定期的なセルフチェックと早めのケアが必要なのです。
✅ 今すぐできる！歯周病セルフチェック
3分でできる簡単チェックで、まずは自分の状態を確認してみましょう。
- 朝起きたときに口の中がネバネバする
- 歯を磨いたときに出血がある
- 歯ぐきが赤く腫れている、むずがゆい
- 口臭が気になる（家族に言われることがある）
- 歯が長く見える
- 硬いものを噛んだときに違和感がある
- 歯と歯の間に物が詰まりやすい
1つでも当てはまったら、歯周病の可能性があります。
💡 気づいたらすぐに相談を！
「まだ痛くないから大丈夫」と思っていませんか？
歯周病は早期発見・早期治療が何より重要です。
当院では、【歯周病治療ページ】で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。
👉 歯周病治療ページはこちら
さらに、当院の院長は国際歯周内科学研究会会員として、科学的根拠に基づく治療を実践しています。
👉 国際歯周内科学研究会 会員名簿はこちら
患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療をご提案しておりますので、安心してご相談ください。
👉 院長紹介はこちら
🏠 忙しいママでもできる予防法
- 1日2回の丁寧なブラッシング
特に夜寝る前のケアは重要です。 - フロスや歯間ブラシを使う
歯と歯の間のプラークを除去しましょう。 - 栄養バランスの良い食事
ビタミンCやカルシウムをしっかり摂取。 - 定期的な歯科検診とクリーニング
歯科医院でプロによるケアを受けることが最大の予防です。
これらを習慣化することで、家族の健康と「ママの笑顔」を長く守れます。
💬 未来の笑顔を守るために
「将来も自分の歯で美味しく食べたい」
「家族とずっと笑顔で過ごしたい」
そのためには、まずは小さな一歩としてセルフチェックから始めてみましょう。
当院では、忙しいママでも安心して通える環境とサポート体制を整えています。
「少し気になる…」と感じたら、早めのご予約をおすすめします。
さらに、歯周病は見た目の若々しさにも影響を与えることをご存知ですか？ 歯ぐきが健康だと、顔全体の印象が引き締まり、笑顔に自信が持てるようになります。
定期的なメンテナンスは、美容面でも大きなメリットがあります。
あなたの未来の笑顔を、一緒に守りましょう！
📖 Reference
- 厚生労働省 歯科疾患実態調査（https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-17.html）
- Löe H, Theilade E, Jensen SB. Experimental gingivitis in man. J Periodontol. 1965;36:177-187.
- Kornman KS, Page RC, Tonetti MS. The host response to the microbial challenge in periodontitis: assembling the players. Periodontol 2000. 1997;14:33–53.
